はだしのゲン

最近、『はだしのゲン』がドラマとして二夜にわたり放送された。
小学生の頃、一度漫画本にて読んだ事があり内容はだいたい知っていたのだが、あらためて原爆の怖さと戦争の愚かさを思い知った。何よりゲンという少年の大人顔負けな生きる強さとまっすぐさに感動したのだった。
そして過去の自分を恥じた。
時代が違うと言えばそれまでなのだが、平和、自由、恵まれた環境に甘え調子に乗った生活をしていた末に今の自分がある。ゲンが今の私を見たらどう思うだろうか、遊んでばかりいて借金をこさえてしまったこの情けない私を・・・。
また、私はまるで第二次世界大戦最中の大日本帝国の考え方と相違ないようにも思えた。自分の利益だけを考え、自己中心理論で周りに多大な迷惑をかけ、致命傷を受けてやっと自分の間違いに気付く・・・もう本当にそっくりそのままである。
・・・情けない、小学生の頃読んでキチガイと思った日本の失態と同じような事を数十年後に自分自信がしているなんて・・・。

久しぶりに見た『はだしのゲン』は、私に対して『もっと、もっと、もっと頑張らなければダメだ!』と激を飛ばしてくれた。
これからもゲンと同じように、いや、もういい歳なのだからそれ以上に自分に厳しくまっすぐに生きなければ。

只今の借金5956000円 総返済額44000円