腐ったりんご

集団の中で、その集団の約束や意図に反した考え方をする者をよく『腐ったりんご』と言うが、それは周りに及ぼす悪影響から例えられた言葉だ。このりんごは放置、甘やかし、妥協によって害は大きくなるものであり、長い目で見た利益と言うものを一切運んでこないものだと言える。私自身は個人であり集団ではないのだが、変わろうとしている今、私の中にはいろいろな"思い"が存在している。そんな"思い"の中に今日は腐ったりんごを探してみることにした。
私の中の腐ったりんご、それは思っていたよりも簡単に見つかるものだった。『贅沢をしたい』『遊びたい』、こんな感じだ。借金をしている状態でも、やはりこのような"思い"は消えることは無い。自分制御によって抑制しているだけなのだ。
では、どうしたらこの腐ったりんごは排除できるのだろうか。いろいろなメディアで勝ち組の豪勢な生活を目の当たりにし、人生楽ありゃ苦ありといってもその"苦"はどれほど深いのかも見当がつかないし、必要以上の苦はできれば避けたいもの。遊びにしたって我慢するにしても適度に無ければ息が詰まってしまうが、その"適量"がいまいちわからない。これは相当に難しいことだ。
自分本位ではどんなに考えても答えが出ないので、私は思い切ってある結論をだした。それは私にとって過酷としか言いようが無い考えられないものである。それは…
酒、タバコ、コーヒー・・・【贅沢】
漫画、ゲーム・・・【遊び】
の制限だ。酒、タバコに関しては今までの3分の1程度まで、コーヒーは自分で買って飲むことは基本的に無し。漫画、ゲームに関しても買う買わないのお金の問題ではなく、時間を有効に使うという意味での制限だ。
これらに無関心な方には「その程度??」と思うかもしれないが、私にとってはこれらが生きがいであるのだから是非理解していただきたいものである。逆に言えばこの程度の楽しみしか無い寂しい人生ともとれるのだが。
これが達成できれば私の中の"腐ったりんご"は、排除することは難しくても今以上に私を苦しめることはなく、借金人生を少しでも短くしてくれると考える。長い目で見れば、どれも人生の楽しみであってはすれど必要では無いものであり、仕事や夢というものを追い続けるには排除して都合のいいものばかりである。
"苦"の極限を経験してみるのも後々に話の種になるかもしれない、最初はそんな風に考えなければやってられないと思うが、一段階ステップアップするにはやはり自分に厳しくしなければダメなんだと思う。社会人としての"付き合い"以外の場面では自粛しようと決心した。

昔はギャンブルという贅沢への近道を考え見事に散ったのだが、今度は"苦"という贅沢への近道を選んでみることにする。【楽ありゃ苦あり】よりも【苦ありゃ楽あり】のほうが頑張れる。楽して苦しくなった私だが、今度は苦して楽を目指すという夢のある生活を目指してみることにした。

只今の借金5916000円 総返済額84000円 
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