最大の敵、ついに現る。

今日で返済金額100,000円を突破した。金額だけ見ると大きいが、私の借金総額からしてみれば約60分の1であり、自分のしでかしたミスがどれだけ大きかったかを痛感した。『祝100,000突破！』のやる気に繋がる達成感を大切にし、されど『残5,900,000』の現実を素直に受け入れ今後も前向きに頑張っていきたいと思う。
3ヶ月で60分の1達成、これは計算するとペース的には15年かかる。これじゃだめだ。新たな人生のスタートラインが30代と40代とでは状況が違ってくる。あるホテル経営者(30代)が厳しい状況から改革を打ち立てて成功を招いた経緯を本で読んだ事があるが、その人はこう言っていた。
『20代では力が無さ過ぎる、40代では経験が邪魔をする、30代には多少のブレをも信念で押し切る強さがあるからこそ、改革は成功した』
これは全ての人に当てはまる事ではないと思うが、一般的に何か大きい事をするには20代では早すぎてリスクが大きい、40代では遅い、30代がちょうどいいという時代に合った考え方だという事だと思う。"何をするにも年齢は関係ない"という精神論とは別に、これが現実を見た論理的な考え方なのだろう。
今、私は20代。このブログにも綴っているように勉強中だ。テストがあるわけでもなく、将来役に立つのかさえもわからないが、これが将来の自分を考えるうえでの今の支えとなっている。30代、ここからは想像だが今のままでは20代と一緒になってしまう。それが一番怖い。良い話をブログに綴るだけ、理想の自己像だけ先走る頭の中、現在進歩している事での慢心・傲慢・驕り･･･。
今日、妻からきつい一言を浴びた。
「最近、家の事やらなくなってきたねぇ」
仕事、ブログ、自分の時間、いろいろな事に忙しいと思い込んでいた私は内心ムッとした。何か言い返してやらなければ気が済まないといった状況になった。しかし、我慢して素直に謝った。どう見ても悪いのは自分、確かに最近は家の事を怠けていた。妻に言われて当然の一言にムッとする、30代40代どころではなく既に傲慢さや驕りに侵されている私がいたのだ。『やるべき事』をやらないで逆切れしそうになった自分に少しショックを受けたと共に、妻の一言に救われた感じがしたというのが正直な感想だ。

借金完済へ向けて、自分制御できるように変わる事へ向けて、まだまだ先は長い。くれぐれも傲慢・驕りといった私の最大の敵に負けないよう、これからはより一層の強い意思によって自分を制御していこうと思う。
そして、その敵に劣勢な自分を指摘された時には、素直に自分を省みる姿勢というものを大切にしていきたい。

本日の返済額14000円(銀行)　只今の借金5892000円　総返済額108000円　
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