逆境という転機

今、私はどん底から這い上がろうとしている。

それはお金の問題はもちろん、今までのだらしのない生活や何事もやり遂げず投げ出す性格、前に進もうとしてもなかなか一歩を踏み出せない(出さない)臆病さと怠慢も含めてである。

家事は妻にまかせっきり、新しい趣味を見つけては物をそろえて一段落してはそのまま、仕事に関しても現状維持で満足、このままではダメだと思いつつも『次からは・・・』の繰り返し。
今までの社会人生活をTVドラマにしたら5分で十分収まりそうな感じだ。

そんな自分が変われるかもしれない転機が借金という逆境であると思いたい。
逆境というと何か悲劇のなんとかみたいで、まるで自分に非がないイメージがわくので正確には自業自得で落ちた現実というべきか。

借金という自業自得から得た教訓は大きく、また借金を返済するにつれてまだ学ぶ事は多そうで、真面目に変わろうとすればこの上ない人生の向上につながる可能性を秘めている。
お金の大切さ、周りの親しい人の大切さ、仕事の大切さ、社会人としての責任の大きさ、一歩踏み出す事の重要さ、そしてそれを継続させる事の難しさ・・・etc。

普通の人が難なくこなせる事が自分にはできていない事がとても不甲斐なく思う毎日である。
こんな自分のせいで被害を受けている貸主さんや妻の事を考えると【変われるかもしれない】【〜思いたい】なんて言ってないで絶対に変わらなくてはいけないのだ。
そう、チャンスなんだ。

チャンスがあるだけでも幸せだと思いひたすら頑張れるのか、一生をドラマ5分で完結できるようなつまらない人生を送るのか・・・。
このブログを書きながら、自分を戒めながら、自分を制御しながら自分自身を育てていきたいと思う

例え自業自得からの逆境であったとしても、『あの頃の自分があったから今の自分がいる』なんてかっこいいセリフを何年後かには言ってみたいもんだ。

只今の借金6000000円 返済額0円