ギャンブルの説明書

今日は私の借金の元凶であるギャンブルについて。
ギャンブルにもいろいろあって、パチンコパチスロや競馬、ボートというのが世間一般的にいう【バクチ】だ。そして、【バクチ】という意識は薄いだろうが、サッカーくじや宝くじもギャンブルに識別される。
ギャンブルと言えばあまりいいイメージが無く、というか私のような人生の落第者が多く出ることから大昔はどこの国でも禁止されていたような娯楽なのだ。なのに何故、現在は18歳以上であると誰でも楽しめる仕様を国が認めているのだろうか?多重債務者、自己破産、民事再生法・・・こんな言葉が各メディアで報道され問題となっている世の中なのに何故、国は少しずつ少しずつの規制という形でしか対応しないのか?私にしてみれば【ギャンブル=犯罪】と極端な対策をとってもらったほうが助かるのだが。
趣味や一時の楽しみとしてはいいじゃないか!という意見が聞こえてきそうだが、麻薬や覚せい剤で考えればどうだろう。それだって個人の楽しみ、趣味といえば国は許してくれるだろうか。依存症になって通常の生活ができず病院に入る人がいて、借金で苦しみ挙句の果てには犯罪、自殺にまで実際に発展するケースも多々ある事では変わりのない事だと思う。なのに何故、今の時代はギャンブルに対して甘いのか。

答えは国が儲けるため。

ギャンブルとは胴元が確実に儲ける仕組みになっている。上に書いた公営ギャンブルの胴元は国である。だから甘い。どんなに落伍者がでようと自殺者が増えようと、国民の投じる金額の25%をてら銭として抜き、その一部を国の収入としているいじょう【撤廃】するとまでは言えないのだ。日本国民が宝くじをはじめ、全てのギャンブルに投じる金額を考えるとどんなに莫大な額になる事やら。
まぁ日本の増え続ける世界への借金を考えると、ギャンブルに対して甘すぎる!と全否定はできないのも確か。大きく見ると、国民が楽しみながら自分の国の借金を返済、国の運営費の手助けをしているという事なのだから。結局、娯楽を超えた過剰なギャンブルは個人の自己責任という事で収まるのか。
このように考えると、一番利口なのはギャンブルに手を出さない事となる。強要されてもいないのに、国の借金を個人がせっせと払う必要は無いし、税金以上に国に支払いをする義務も無い。ギャンブルを通していくら国の手助けをしようがお礼も何も無いのだ。確かに夢はあるが、宝くじ1等何億円は別としてギャンブルで家を建てたなんて聞いたことが無い。たまに遊ぶなら宝くじ数枚くらいがちょうどいいのか、国の為になると考えれば外れても諦めがつくだろうし。

こうやって世の中の仕組みを追求してみると意外と面白いものだ。今回はたまたま反省の為にギャンブルについて調べた結果、こんなカラクリがあった事を今更知り得意気に書いただけなのだが。これからもいろいろ勉強し、自分自身の糧としていきたいと思う。

只今の借金5941000円 総返済額59000円