苦手克服へ向けて

今日は本の立ち読みをしてきたのだが、その中で『あなたはどんなタイプの貯金派?』という記事があり、Yes,Noで項目を進めて自分にはどんな貯金方法が合っているかを診断するテストがあったのでやってみた。結果はというと、

【賢く堅実に貯金するタイプ】
人付き合いが苦手で一人でいる事に楽しさを覚えてしまうあなたは、暇があれば読書やパソコンと向き合っていることでしょう。そんなあなたは資料やネットからの情報で詳しく利率や条件を探り、他人よりも賢く堅実な貯金方法ができるはずです。人に流されず自分に合った銀行と預金システムを見つけて貯金に励みましょう。お勧めはネット預金です。

こんな感じだった。
【賢く堅実な】というフレーズは悪い気はしなかったが、根暗なイメージが後に説明として書かれていて、しかも大体当たっているだけに複雑な思いであった。とりあえず今は貯金の利率などを気にするような立場ではないので、そういうものなのかなと軽く受け止めたのだった。
もう一つ興味の惹かれる記事があった。【金持ちは人持ちだ】という話で、多くの成功者は信頼できる人からの口コミ情報を重視、活用しているらしい。情報の氾濫する世の中では、成功している人の所にいち早く情報が集まりやすい、しかしそれが正しいかどうかを逐一調査しているのでは他に先を越されてしまう。そこで頼りに出来る人脈の多い人が必要な情報だけを早く抜粋し、対策なり適用をできるという事だった。自分の力を過信し周りに味方を作ることを怠る人は、調子がいいときはいいが落ち始めたら早いのだという。
はっきり言って私は周りに知人といえる人が少ない。別に自信があるから怠けているとかそういうことではなく、単に人見知りで一回や二回会っただけでは深い仲にはなれないという性格なのだ。今から成功に向かって歩き始める私にとって【金持ちは人持ちだ】という言葉はずしりと重くのしかかったのだった。
そこで、そういう「人とのコミュニケーション」のとり方を参考に出来る本を探して何冊かをはしごすると、多くの記事を読むことができ、奥手な性格を変える自分なりの考えが出来上がっていった。今までの自分を考慮し結論として出てきた、私のような"コミュニケーションが苦手な人"が変わる為に必要だと思う私なりの考え方をここに書き記す。

人見知りは恥ずべきものでもなければ、コミュニケーションにおいて問題点でもない。それは相手の気持ちをより考えれるからであり、相手がどう思うかを瞬時に判断し、それに対する自分の行動の選択を迷っているだけなのだ。悪く言えばご機嫌取りだが、善く言えば人一倍優しさがあると言える。要は人の気持ちに敏感だという事。これは一種の才能なんだ。
だが、そうは言っても仕事で相手と話すときに迷っていると良い事は少ないもの。そういう時は表面上で鈍感になってしまえばいいのだ。わかっている事でも聞いてみたり、相手がどう思おうが素直に自分の思ったことを言う事によってコミュニケーションとは成立していくものである。
表面上では鈍感であるが本当の自分は敏感で相手の気持ちをちゃんと理解できている、これほど強力なコミュニケーションにおいての武器はないのだ。

こんな感じだ。
自分もそうなのだが、人見知りだったり会話の苦手な人は『相手にどう思われるか』が気がかりで話せないのではないかと思う。そんな時はわざと鈍感を装ってみるのも手ではないかという考え方。



こうやって考えると、人とのコミュニケーションが苦手というのは今の時代では損であり、避けることは成功から遠ざかっている事だ。苦手な事でも努力や考え方次第で人には無い才能として生まれ変わる可能性もあるのだから、「こういう性格だから・・・」と逃げるのではなく前向きに何事も考えなければいけない。

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