慢心から躍進

2ヶ月が経ち、このブログも自慢できるものではないが形となってきた。そろそろブログランキングへ登録し、いろんな人に読んでもらいたいと思うようになり、『借金』『ブログ』『ランキング』で検索しランキングサイトを探してみた。
検索の結果、驚く事に私のように借金をして返済していく過程をブログに書いている人は想像以上に多く、その内の何点かを覗いてみると内容も様々であった。自己破産からの立ち直ろうとする人、妻または夫の借金を助ける人、親の借金をそのまま受継いだ人・・・いろんな人がいるものだ。借金のブログだけあってやはり悲惨でお世辞にも明るいとは言えない文章なのだが、同じ苦しみを味わう私にしてみれば早く返したい、早く普通の生活に戻りたいという『思い』は同じであった。
そしていろいろ見ていると多かったのがキャッシング比較サイトだ。どこの利率が低いか、貸付限度額はどれくらいかなどを一覧表示してあり、もちろん各キャッシング会社にリンクが貼ってある。他人の為に一覧を作りどこがいいかを親切に教える、こんな親切なサイトがやたらと目に付くのには理由がある。消費者金融アフィリエイトのバックが大きいのだ。私もいろんなアフィリエイトのサイトに登録しているが、消費者金融やカード会社の報奨金は群を抜いている。他企業の報奨金が商品の数%だということを考えると効率が良く、しかもこんな世の中なので飛び付く人も多いという所に魅力を感じ、多くのアフィリエイターがこぞって似たり寄ったりのサイトを作っているのだろう。それによって地獄に落ちる人がいると知ってての事なのかは定かではないが。
とりあえず今日は2サイトに登録してみた。ランキング上位になって多くの人に読まれてほしいものだ。


話は変わって久しぶりにHP製作の話。上でキャッシング比較サイトが似たり寄ったりだという話をしたが、もし私がそのようなキャッシング会社のアフィリエイト目的のサイトを作るならこんな話を参考にしてみたい。
それは任天堂の社長が『DS』『Wii』で成功を収めた経緯についての話だ。
任天堂といえばファミコンシリーズ、NINTENDO64で一世を風靡した大手企業だが、2002-2004はソニーのPS、PS2が業界の中心となり任天堂はすっかり影を潜めてしまった。私もゲームが大好きでここに書いたゲーム機種は全て持っていたが、やはりPSの技術と面白さは抜群で、これを越えるにはPS3しかないと思っていた。だが、今はPS3よりも任天堂2機種『DS』『Wii』が勝っている現状だ。これには任天堂のこんな策略があったという。

PSが流行っていた時代、それはゲームを好む人達がそれに流れているだけで、年々ゲームを購入する人自体は減っていた。歳とともにゲームを卒業する、進学の競争によりゲームをする子供の減少などの理由でゲーム離れの世の中になっていったのだ。この現状を踏まえて、これからのゲーム業界に必要な事は今までゲームに興味を持たなかった人を取り込むことにある。ゲームが好きな人はさらなる技術の進歩の見込まれるPS3に流れるだろうし、もしそれを越えるものが出来たとしても、年々減少するゲーム人口では大きな革新はないからだ。

この考えは、最近の雑誌で私が読んだものなのだがすごいと思った。慢性的に技術の進歩ばかり問われていたゲーム業界やゲーム人口の減少というデータをもとにこのような発想をできるなんて。確かに『DS』を考えてみても、ゲーマーと言われる人には見向きもされそうにない『脳トレ』というソフトでゲーマー以外の一般人の心を見事につかんでいる。『Wii』でもリモコン式のコントローラーという新しい発想で今までゲーム離れしていた人々の心を鷲づかみにした。
この話を考えると、HP製作をする際に多くの人から支持を得ようとするならば『時代』『現状』をよく考えた策略を立てなければならない。流行やこれまでの流れにこだわっていてもダメなんだと気づかされる。
これからの私はHPに限らず、仕事や生活でも慢心に気をつけて躍進していきたいと思ったのだった。ブログのランキング登録もそれが発端である。

只今の借金5931000円 総返済額69000円