世の中の"上・中・下"

映画みたいな人生を送りたい。この前、モナコで、ただのんびりした。出張先で新幹線を待っている間に、気に入った土地を買ってホテルを建てたこともある。

これはある雑誌で見た年商18億円の会社経営39歳の紹介文だ。
ここまで自分と掛け離れてると、もう想像すらできない。モナコってどこら辺だっけ?土地を買うにはどうすればいいんだろ?さすがに新幹線の乗り方は知っているが・・・こんな感じだ。
世の中には、【上流・中流下流】の3パターンの人間がいる。その雑誌には【上流】と【下流】は同じ価値観を持ち、【中流】は違う価値観を持っているという記事が書いてあった。私はその意見に納得した。
【上流】と【下流】は『こつこつ生きるのは嫌だ、つまらないことに我慢するのも嫌だ。』というハイリスク・ハイリターンをよしとする傾向が強い。以前の私もそうであり、もちろん【下流】側の価値観を持つものとして賛同する。では、なぜ私は【下流】止まりだったのか?という原因も記してあり、要はハイリスク・ハイリターンという極端な考え方をする人というのは、人生の基盤、つまり学歴で【上流】と【下流】に分かれるという事だった。東大のような有名大学で学んだ人は私のようにハイリスク・ハイリターンをギャンブルに求めないで、もっと有意義な方向に見出すという事なのだろう。【下流】というのは簡単に言えば"自己責任"だとも書いてあった(まさにその通り)。そして、【上流】と【下流】の価値観として、"自分らしさ"に生きがいを持つのだという。
もう一方の【中流】はと言うと、『細く長く、ローリスク・ローリターン』を重く見る価値観。今の世の中、最も肯定されない"挑戦の無い"層だと言える。こういう人達は"金"を最も大事にする傾向があるらしい。正社員で定年退職までコツコツ仕事に励み、いい車や高級な家、そういった物を夢見て仕事に時間を消費する事に生きがいを得るのだ。【上流】【下流】には大切である"自分らしさ"を、逆に邪魔と感じる層なのだ。


世の中の上中下のあり方を考えると、私自身は【下流】→【中流】→【上流】と変わるのだろうかと考えてしまう。何かいかにも未来が約束されているかのような発言であるが、"もしも変わるなら"の話だ。できれば、【下流】から【上流】への一気の昇進を狙いたいが、今の私に賭けをできるほどの"学歴"もなければ"才能"も"時代を読む能力"も無い。だからとりあえずは、【中流】という層でお金の大切さと夢を見ることの出来る最低限の力、自分を制御する力を培いたいと思っている。
"挑戦が無い(無難)"とか"コツコツ"という言葉は、私のハイリスク・ハイリターン嗜好の"自分らしさ"という観点からすればはっきり言って面白みの無い要らない言葉、しかし、それを出来ずして要らないとは言えないのも確かだと気付いた。有るものを要らないと言えても、無いものを要らないと言うのはおかしいのだ。だから私は、【上流】に憧れを持っていても、まずは"自分制御"を主管する【中流】という層を目標に今を頑張りたいと思う。間違っても、"上流""自分らしさ"という言葉を履き違えて、二度と"ハイリスク"におぼれる事の無い様にしたい。

只今の借金5931000円 総返済額69000円
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