お笑いから学ぶ

今、テレビでは多くのお笑い芸人がバラエティ番組を賑わしている。私は仕事の都合上、深夜の時間帯しかテレビを見ることが出来ないのだが、その時間帯で見る番組で一番好きなのが『人志松本のすべらない話』だ。好きな理由は?と聞かれると上手く言葉に出来ないのだが、「もっと見たい!」と思ってしまうお笑い系番組が私にとってこれしかないというのが一番伝わりやすいだろうか。
お笑い芸人というと、表向きには馬鹿してればいいというイメージが強く、IT産業の起業家や大手企業の社長といった学歴と才能と努力で成り上がってきた人達とは程遠い感じがしてしまう。しかし、お笑いに詳しい人ならわかると思うが、芸人達も表には見せない努力をしてこその今の活躍があると言える。そういう努力が伝わってくる、そしてそれが"すべらない"という結果で評価される番組だからこそ『人志松本のすべらない話』がおもしろい。
最近ではそんな芸人の裏を特集する番組もあり、芸人自らの著書も多数出ているので知っていると思うが、"ネタ帳"というものが彼らの武器として存在する。これが私の見習うべき点であり、今日のブログで書きたい事である。
過去にこのブログで何回か"メモ"の重要さを指摘してきたが、実際に私は一冊のメモ帳を肌身離さず持ち歩いている。ふと疑問に思った事、日常で出会った意味の分からない言葉、印象に残った出来事や言葉、自分で評価する私の良い点悪い点、当ブログのネタになりそうな事など、くだらない事でも逐一書き留めるようにしている。私はそんなに記憶力がいいほうではなく、三歩歩けば忘れる鶏のような脳の構造をしている為にこれが結構役立つのだ。メモ帳を落とした時の事を考え、わざとミミズのような字で書いたり、それを見ただけでは何の事かわからないように暗号化して書いたりと小心者ならではの苦労はするが、その苦労を考えてもおつりが来るような便利さがある。
意味不明な言葉は暇な時に辞書で調べて自分の言葉とし、印象に残った出来事や言葉はブログとして再度消えないメモとしてデジタル化、メモを見直し第三者として自分を見つめ直すことも忘れずに、当ブログを効率良く質の高いものとして書くことができるのだ。さらには仕事のスキルアップに繋がるとなると、もう私にとっては無くてはならない"ネタ帳"となる。100円均一で買ったメモ帳が私の人生を変えた(変える)といっても過言ではない。
正直、最初のうちは面倒に思って書く事を後回しにするという自分の頭を過信する所があった。しかし、学生ならともかく20代後半になってしまうと、悲しいほどに"老い"というものを実感してしまうものである。そういうときに限って私の人生にプラスになりそうな重要な事項だったような感じがして、思い出せないという悔しい気持ちでいっぱいになるものなのだ。
お笑い芸人はいつ大ヒットギャグが思い浮かぶかなんてわからないし、そして笑いに関する引き出しだって最初から才能として備わっている訳ではないと思う。だからこそ、"ネタ帳"というものが大切なのだと考える。『人志松本のすべらない話』で、芸人がどもる事無く瞬時に話し始めるところなんかはプロとしての職人魂を感じ、感心してしまう(これもこの番組の好きな理由)。


メモする事を重要視しない人にとっては、「メモをした事が全て役立つのか?かえって時間と金の無駄遣いになるんじゃないのか?」と感じる人もいるとは思う(私も最初はそうだった)。確かに、くだらないメモは役立つことも無く、当然当たり外れというものが存在する。だが、せっかく思いついた"当たり"を忘れてしまっては元も子もない。
日常で経験する、偶然に思いつく、何かのきっかけで考える事の中で、"当たり"をどれだけ多く自分のものに出来るかが成功への近道なのだと私は思う。その方法の一つに、自分の"ネタ帳"を作るという"メモ"を私は推奨する。

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