判断力

昨日のブログで『スマートフォンがほしい』と書いたが、妻にダメもとで掛け合ったところ、「そんなお金どこにあるの?」と一蹴された。一瞬も考えないで即答された事を悔しく思ったが、何も言い返せなかったのだった。
さて、今日は気を取り直して部屋掃除から一日を開始した。掃除というのは私にとって気の重い作業なのだが、いったんやり始めると気になる所隅々までやりたくなる。やれば出来る子なのに・・・昔からよく言われる言葉だ。何にしてもやり始めるまでの第一歩がとても重く感じる私だが、その重い第一歩を踏み出す癖をつける為には、掃除は日常にあるいい訓練となる。今、私はそんなきれいな部屋でブログを綴っている。とても気持ちがいいもんだ。
ある本で、『成功する人が持つ行動特性』について書いてあったのを読んだ事があるが、こんなことが書いてあった。
【頭の中と部屋の中の散らかり具合は同じである】と。
成功する人というのは掃除が得意であり、頭の中も部屋も身の回りも常に整理整頓できているというデータが実在するらしい。いらないものは迷う事無く切り捨て、必要なものだけを常にいつでも取り出せるようにできているのだ。情報の氾濫する、そして競争が激しい今だからこそ、"必要なものと不必要なものの判断力"が要求される。その力を日常の中で自然と訓練されている人(掃除が得意など)が、成功するのは当たり前と言えるのかもしれない。
実証されている『成功する人が持つ行動特性』は他にもある。それは"行動に一貫性がある"という事だ。<お酒は体に毒であり、自分が向上する上での大切な時間を無駄にするものだ>という考えと、<ほどよいお酒はストレスを発散し、次の仕事への新しい活力となる>という考えがあるとする。どちらも正論と取れるのだが、この二つの意見の選択を迫られたときに「俺は絶対こっちの意見だ!」と自信を持って言える判断力と、それを貫き通す頑固さを、成功する人は持っているのだ。優柔不断という判断力の低さは、最も"下流"に多い典型的なタイプみたいだ。
もう一つの特性、それは『人事を尽くして天命を待つ』ことが出来る事。多くの人は自分の下した判断に、盲点があるのではないか、考える余地はまだあったのではないかと思い、後からの他人の評価を気にしてしまうものだ。判断を下した事柄を含め、成功体験の少ないといえる一般人は先の見えない事が不安で不安で仕方がないのだ。しかし、成功している人というのは黙って"待つ"事ができる。"思い上がり"、"図々しい"、"楽天家"・・・このようなイメージの悪い言葉でも、"優柔不断"で"心配性"よりはぜんぜん良いということなのだ。


掃除の話からずいぶん膨らましてしまったが、成功する人とはこのような性格をしているようだ。この3つから分かるのは、【判断力】の有無と的確さに成功の秘訣があるという事。そして、その【判断力】に対する自信の有無も重要になる。では、このように【判断力】をつけるにはどうしたらいいか。
私が考えるに、はやり普段から鍛えるしかないと思われる。掃除にしろ物事に対する考え方にしろ、日頃から意識して白黒はっきりさせる訓練をすることだ。いらないものは思い切って破棄する、必要だと思うものは大事にする、その上で自分のポリシーというものをはっきりさせる事が大切なんだ。
時に自信のあった判断は周りに白い目で見られるかもしれないし、結果的に黒として自分に損害を与えるかもしれない。でも、それが人生の糧となることは間違いないはずだ。優柔不断でおろおろしている人間が成功するとは到底思えない。



スマートフォンを即答で『ダメ』と言った妻・・・あまりに悔しくて、思い切って破棄してしまおうかと一瞬考えたのだが、やはり私にとって"必要なもの"だと判断。(当たり前か)
今必要の無いものに即答で答えることができる妻、さすがに毎日家の掃除をしているだけある。まずは妻の判断力を見習わなければ・・・。

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