大ヒット商品に学ぶ

昨日のブログで"消費2.0"についてふれた際に、『大ヒット商品は現在存在しない』というニュアンスの事を書いてしまったが、良く考えると大ヒットに近い商品が存在することに気付いた。【任天堂Wii】だ。下降を続けていたゲーム人口に対して、暗い部屋で黙々と一人でというイメージが強いゲーマーの人達をターゲットにすることから、家族という大きな集団をターゲットに変えたことが、ほぼ同時期発売のPS3との売り上げ台数の差となってあらわれた。誰もが、より高性能なゲームこそが大ヒットに繋がると見ていたゲームの世界で、他ゲーム会社との技術競争に勝つという"相対価値"の追求から、任天堂自身の方向性を生み出し追求した"絶対価値"への転換が功を奏したと言える。
今日は私の"相対価値"と"絶対価値"について書いてみる。
私の相対価値、周りと比べるという事だが、借金完済を目指す人達という市場で見ると競争というか助け合いのようにも感じる。例えると一つの学校のようなものだ。目標到達に向かって頑張るうえでは競争もあるが、他を蹴落とす・見下すという観念よりも一緒に学ぶことの方が大切だと考える。現に"自助グループ"という団体が存在し、同じ境遇の者同士が集まり情報交換や意見交換を行いながら同じ過ちを起こさぬよう互いに励ましあい、社会という市場での自分の価値を向上させている話もよく耳にする。そういう意味で、私のような多重債務者は"相対価値"を競争という観点から見るのではなく、まずは共存という観点から見るべきだと思うのだ。
とは言っても全国民が多重債務者というわけでは無いので、世間的な相対価値となるとやはり競争しなければいけない。多重債務者というのは、そう呼ばれる時点で既に社会的な価値は無いに等しいと言えるのではないかと思うからだ。いくら多重債務者同士集まり、改心して一生懸命生きていても、人としての価値はあるにしても世間は認めてはくれない傾向が強い。もっと頑張って他の人よりいい結果を出さないとダメなのだ。あまり「金、金」とは言いたく無いが、今の世の中は収入や社会的地位で人を評価するのが一般的と言える。
相対とは、他との関係の上に存在していること。その価値となると、私は共存という観点から見てもまだまだ勉強さてもらっている立場、競争という観点から見ても当然評価はマイナスからという事で、試合という勝ち負けの場よりもその試合を目指して練習している現状なのではないかと思う。
練習生というのは総じて評価が低いもの。しかし、これからの自分次第で高い評価を得る予備軍と考えることも出来る。そこで大切なのが"絶対価値"だ。
私の絶対価値、周りに何も制約されない自分自身の価値観。何が必要で何が不必要かの判断の事だが、正直に言えばこれも練習生なのかもしれない。ギャンブルをしていた頃の自分から変わろうとしている私だが、どのように変わればよいのかという答えを模索中だからだ。人が変わるというのは絶対価値が変わるという事、この設定の仕方でこれからの人生が変わってくるといっても良いと思う。大方固まってきているがまだ自信が無いという事で練習生、日々のブログで書いている事が輪郭となると思う。
絶対とは、他に比較するものや対立するものが無いこと。その価値となると相対に比べて自分次第だという点で気持ち的には楽なのだが、だからこそ厳しく取り締まらないといけない。特に私のように、絶対的に見る価値観を一度誤った見方で生きてきた人にとっては・・・。


私の相対価値と絶対価値について書いたが、まとめると相対価値は残念ながら低いものだが、絶対価値は高くしたいものだという事。任天堂さんが結果を出したように、相対価値よりも絶対価値を意識した"らしさ"を追及し、その"らしさ"が結果的に評価へ繋がり相対価値となるのが理想だ。遠い存在のセレブと言われる人を意識するよりも、まずは自分の方向を見出すことが大切なんだと最近の大ヒット商品から学ぶこととなった。
私はまだまだ練習生、だがそんなことを言ってられる歳でもない。早く絶対価値を固定し、ゆくゆくは私自身が周りから大ヒット商品として見られるようになりたいものだ。

本日の返済額5000円(小口消費者金融) 只今の借金5906000円 総返済額94000円 
゚・*:.。. .。.:*・゜ご訪問に感謝いたします。゚・*:.。. .。.:*・゜
↓ランキングのご協力、よろしければクリックお願いいたします。↓
にほんブログ村 その他生活ブログへ  人気ブログランキングへ