幸せってなんだっけ

亀田VS内藤のボクシング試合はまだまだ話題が切れないようで、いろいろな人が賛否両論の意見を飛ばしている。その中でも一際目を引いたのが"なべやかん"さんのブログ『なべやかんだ!!』であり、既に知っている方もいると思うがその記事には2000件以上のコメントがつくほど注目を集めている。その記事は亀田の「切腹」発言に対する怒りや己のボクシング論、内藤に対する激励や試合の内部情報が書かれている。
私は昨日のブログにもあるとおり亀田応援側…というか"亀田を否定しない側"にいる訳だが、なべやかんさんの記事を読んで少しだけ自分の意見に自信がなくなってしまった。自称ボクシングマニアでもあり、関係者と打ち上げに行くくらいの業界通でもある人の意見はやはり説得力があり、その記事に約2000人以上の賛同がある事は世論として成立するものであると感じたからだ。
結果、私の考えが変わったのかと聞かれれば変わらないと答える。少数意見だろうが何だろうが自分の考えは自分のもの、大切にしたいという気持ちもある。競馬に夢中の頃もそうだった。極端な大穴派。しかし、自分の理論と言うものは常に持ち合わせ、それに基づいた結果がそうであっただけで周りの大穴派に影響された訳ではない。ギャンブルというお金の絡む話なだけに行く末は哀れなものとなってしまったのだが…。

話は変わるが、私には好きなハリウッド俳優がいる。『モーガン・フリーマン』という今では70歳を迎えたベテランだ。初めて見た出演作は"ショーシャンクの空に"という作品でこの映画は私のおすすめ度NO,1、"水平思考"を思わせる主人公の相棒として名演技を演じたのが彼だ。どこが好きなのかと聞かれると直ぐには出てこないのだが、じわじわと存在感を出してくる"渋さ"や"大人の男"という印象が強い。ディカプリオやトムクルーズなどファンの多い事が直ぐに見て取れる大物よりも、私は彼のような"誰にもできない脇役"として存在感を出せる男にとても魅力を感じる。
そんな彼のライフスタイルについて書かれた記事を最近見つける事ができた。ゴルフ、ヨット、ジェット機などの趣味を持つ成功者らしい暮らしぶりや、何よりも"人生はゲームだ"と言い切っているそのインタビューは私を更に虜にした。また、人生は【自分が幸せでいられる事をするべきだ】と提言している事についても共感できた。
【自分が幸せでいられる事をするべきだ】という言葉の意味を考えてみた、私にとって幸せとは何なのだろうと。もしかしたらそれは"自分らしく"いられる事なのかもしれない。仕事、社会、生活…日々のほとんどが周りの目を気にして生きなければならない時代だからこそ。
亀田に対する自分の意見が世論に圧倒されそうになる…そんな時に流されずに自分の意思をスパッと前に出せる感覚、そんな"自分らしさ"をアピールできた時に得る自信こそが【幸せ】なのかもしれない。競馬での大穴派、これも私の感じる【幸せ】の形であり、周りから持て囃される主役級ハリウッドスターよりも名脇役を演じる事のできるスターの持ち味、それを尊重する"自分らしさ"が【幸せ】なんだと考える。このような、周りではなく自分自身に『自分らしく生きる事ができている』と感じる"安心"や"信頼"という感覚こそが【自分が幸せでいられる事】なのではないか。


幸せ=金、そんな方程式を信じていた私が過去にいた。確かにその方程式が成り立つ世の中ではある。金が無ければジェット機だって買えないしゴルフを趣味にするなんて事も難しい。しかし、私は今、金が無くとも生きがいを持って毎日を過ごす事ができている。これも【幸せ】だ。
自分の置かれている状況・接している社会と時代・将来の夢、これらに対して"つらい"と思いながらも"自分らしさ"を追及しながら頑張れる事こそが、私の思う【幸せ】の本質。
頑張ろう!と希望を持てる【幸せ】、頑張っている!と過程で感じる事のできる【幸せ】、頑張った!と成果を褒める【幸せ】、大きな欲を持たなければ【幸せ】とは意外と簡単に感じる事が出来るものなのかもしれない。

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