インプットとアウトプット、そして…

昨日の"年収2000万以上の共通点"の続きになるが、9割が読書を欠かさないという結果があった。一番多いので1〜3冊の4割、次は4〜6冊の3割、10冊以上が2割、これは1ヶ月の読書量だ。最近になって本を読むようになり、今までの自分には考えられない"頭の良さを感じさせる趣味"によって優越感に浸っている自分がいたが、真面目な記事とはいえ雑誌中心の読書ということで、そんな自分が可愛いと共に恥かしいと思ってしまった。これからは月間3冊の雑誌以外の読書を目指してみたい。
その雑誌の読書で、【インプット】と【アウトプット】という言葉を目にする機会があった。インプットとはよく聞く言葉だが、アウトプットとはなかなか聞かないもので調べたのだが、要は自分から何かをする事らしい。読書で言えば、読んで知識を取り込むことをインプット、感想文を書く事がアウトプットだ。年収2000万以上の人達が読書に大切さを求めるのは、このインプットとアウトプットの繰り返しによって自分の成長が見込めるからなのだ。
ダイエットで例えてみる。ダイエットに関する本を読み漁る、ビリーズブートキャンプのDVDを見る、これがインプット。もちろん、これだけでは脂肪は燃えない。インプットされた知識に基づいて体を動かすというアウトプットがあってこそ効果を発揮する。このように、インプットとアウトプットは二つセットでなければ効果を発揮しない。
私が今行なっている勉強、これもアウトプットして初めて自分の実になるものだと考えられる。借金についての知識を蓄える、経済について本で状況を知る、雑誌の中の有益な情報を読む、これらは勉強しているようで実は勉強になっていない。人間は学習した事のうち一時間後に思い出せるのは全体の44%だと言う。もっと時間が経ってしまえばどのくらい記憶に残っているのかという事を考えると勉強が馬鹿らしくなってしまうのだが、アウトプットする事でその忘却量は大幅に減らす事ができる。
私の勉強というインプットに対してのアウトプット、それは逐一メモする事であったり、このブログだったりする。勉強した事を講義する人もいなければそんな自信も無く、自分自身で復習するにはこの2つの方法はとても都合がいい。小学校で読書感想文を長期休業期間に宿題で出されたが、それは本を読んだかどうかを先生が確認する為ではなく、アウトプットする事の教育だったのだと今になって気付いた。私にとっての読書感想文、それがこのブログなのだ。
私は自分制御というブログを三ヶ月半書き続けているが、これは私にとってとてつもない勉強量を作り出すアウトプット方法だ。常に新しいネタを探す事で情報をインプットする事に敏感になり、いざネットに流すという事になると間違いは許されないのでとことん調べる、最初にインプットされた時に比べて正確さは増し、曖昧ではっきりしなかったものがはっきりとした知識として理解が確実なものとなる。ブログでよくあるのは自分の考えが全く入っていない書評やニュースネタをただ文字にて並べるだけのもの、これでは例えアクセスが多くても自分に対して利益は少ないと思う。文字にする事でのアウトプットと考えれば、それはそれで自分の為になるのかもしれないが、それでは少々寂しい。
と、ここまでなら私も学んだ事をただ文字にしただけ、自分の考えというものを入れてみたいと思う。私はこのインプット、アウトプットの二つに加えてリピートという言葉を付け加えてセットにしたいと考える。リピートとはご存知の通り繰り返す事。インプットした事に対してアウトプットする、ここまででも十分な復習となるが、繰り返す事によってその正確さと理解を精度の高いものと変える事ができるのではないか、また、習慣化できるのではないかという意味でのリピートだ。このブログを書いている過程にちょっとしたミスで大方終わりかけていた文章が全て消え、PCを放り投げたくなった事が何度もあるが、書く文章や書いているうちに思いつく自分の考えというものが全く同じだという事は無い。皮肉にも消える前の文章より内容が濃くなる事がほとんどなのだ。そういう経験からしても、同じテーマでも自分の考えや理論といったものについてのインプット、アウトプットがリピートされる事は精度を高めるものだと考えられると思う。


私にとって借金に関するインプットは身の犠牲を持ってのものとなり、今はそのアウトプットの渦中にいるわけだ。自分の考えとして発したものではあるが、これに関してのリピートだけは勘弁願いたいものである。

只今の借金5892000円 総返済額108000円 
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