自家製モルヒネ

私はどちらかと言うと掃除をあまり好んでやるほうではない。このブログで書いている通り掃除の大切さは十分理解しているつもりなのだが、どうしても複数の"やるべき事"の中での優先順位は低いものなってしまいがちだ。
しかし、掃除が得意か不得意かという質問には自信を持って得意だと言える。掃除専門職の知り合いから聞いた綺麗になる為に必要な知識とそれを手早く済ませる為の手順を武器に、そこらへんの自称掃除大好き人間くらいになら負けない自信もある。掃除に関しては、やり始めると止まらないタイプ(自称)だ。ただ、やり始めるまでの気持ちに障害が多く、そんな私の面倒くさがりな性格は"前向きさ"という点でマイナスでしかない。

自分で言うのもなんだが、昔から何かやろうとすればちょっとしたコツを掴むのが人より優れているようで、それを私は自分の長所だと思い生きてきた。だが、今になって考えるとそれは逆に短所でしかなく、何事にも平均かもしれないが飛び抜けた能力もないというつまらない自分を形成し今に至る。
"やれるのにやらない"は、"やれない"に比べ相当質(たち)が悪く、何に対してもある程度までできてしまう事はそこから"前向き"な気持ちに移行させるのが難しいものだ。
私がこのブログで推奨している"前向き"に生きる事だが、これは精神論ではなく科学的に実証される賢い生き方だ。私達の脳には自家製の麻薬製作所が存在し、そこで『脳内モルヒネ』というものが生成される。事において"前向き"という考えに切り替わった時にそれは生成され、「元気・健康」を促すものだという。もちろん、中毒性や副作用はない。
『脳内モルヒネ』に対し、怒る・緊張するといったいわゆる"マイナス思考"には違う麻薬が作られる。その名を『ノルアドレナリン』と言い、こちらは強い毒性を持ち、「病気･老化･早死」にという体においてもマイナスでしかない効果を発揮するらしい。
これらの脳内麻薬の効果は、犯罪として扱われる麻薬の４〜５倍もの効果があるらしい。人間の体は本当に神秘的なものだ。

私の掃除に対する意識、それはやり始めると"プラス思考"として心も体も"前向き"となるのかもしれないが、やり始める前までは"マイナス思考"として心も体も蝕まれているという事だ。どうせやるなら気持ち良く・潔くを信条としたほうが断然にお得なのだ。
そして、ちょっとしたコツを掴む事で"やれる事"に対しても、せっかく生まれ持った能力なのだから長所として活かせるよう前進する気持ちを絶やさず取り組めるように心掛けていきたい。能力を長所として活かす事ができるならば、それは"プラス思考"の湧き出る本当の自分の宝物となり、更なる飛躍だって望めるはずなのだ。

何事にもコツを早々と見つける事ができる能力･･･これが私の真の宝物となった時、今ある多大な借金もコツを駆使して早々と返せてしまうのではないか？　なんて、早速のプラス思考で今日を締めくくってみる。

只今の借金5868000円　総返済額132000円　
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