四の五の言うな、自分

今日は仕事が休み。普段は仕事を頑張っているのだから久しぶりにパーッと気分を晴らしに出かけてみるか・・・なんて普通の人なら思うのだろうが、借金返済に追われている私にそんな余裕はお金にも時間にもあるはずが無い。実際、この自分制御ブログも書くのにけっこう時間がかかり他の借金返済作業があまり進んでいない。
『ご利用は計画的に』が合言葉の消費者金融ではないが、本当に本気で何かを目標に設定し、迅速且つ丁寧を目指すという信条で頑張るには時間と体の管理が非常に大切である事を身にしみて感じている。まぁ体は今まで大きな病気はした事無く割と丈夫なほうなので心配はしていないが、これまで全く規律の無い生活をしてきた私にとってキチキチとした時間管理は頭の痛くなるものであり、時間を支配できるようになるまではまだまだ訓練が必要だ。
そんなこんなで今日は早い時間に記事を書き始めることができたので、一体何時間かかってこの記事を書き終えるか興味半分で計ってみることにするか。(書き始め21:15)




今日は休みという事で不用品をオークションに出品してみた。夏からこの時期を狙って温存しておいた"電気毛布"と"布団乾燥機"、そして "コーヒーメーカー"だ。前回の漫画本出品の時には予想をはるかに下回るお粗末な結果だっただけに、今回はあまり期待はしないでおこう。目標2000円だ。
しかしオークション一つ出品するにもけっこうな労力を必要とするもので、たった3品出品しただけで疲れてしまった。毎回思うのだが、本業である会社勤めは習慣としてもう当たり前なものだが、こうやって自発的に時間を割いてお金を作ろうと思うとかなり大変なものだと感じる。やはりお金と時間は大切にするべきものであり、無駄に使える要素など何もないものだと尊く感じたのだった。
後の時間は借金返済に関する作業の為ひたすらPCをいじっていたり、それに疲れると本を読んだりしていた。妻も仕事で留守にしており、一人ひっそりとテレビもつけず、借金で身を滅ぼした愚か者らしい休みの過ごし方であった。
そんな一人寂しい時間を読書しながら過ごす中でふと考えた事がある。時代の流れを勉強する上で私は今まで知らなかった世の中の仕組みを知り、ようやく世間知らずの枠から出てきた感じがするのだが、果たしてその時代の流れの速さに無理やり追いつこうとして追いつけるのだろうか、と。
借金は紛れの無いハンデと考えられ、もうすぐ三十路を迎えるというスタートの遅さ・・・そういう焦りの中、もしかして私は最先端の時代をメディアから学び勉強しているつもりが上辺だけの自己満足の世界に浸り、今必要なものとまだ必要でないものの区別がついていないのではないか。すなわち、時代に流されない為にやっている事が、逆に流されている事となっているのではないか・・・。
背伸びは確かに必要だと思うが、首を痛くしてまで上を見続けることはないのではないか?人にはそれぞれ現状という目線があり、背伸びする事で少し高い目線で世界を見ることが大切であって、想像もつかない空を見続けることに意味は無いのではないか?私が今本当にすべき事はオークションで不用品を売り返済に充て、借金返済の為のHP製作をすすめ、現状をブログに綴り自分自身を叱咤激励する事ではないのだろうか?           こんな事を考えたのだった。


今日読んだ本は、"世界の企業の動向"だとか"イランとアメリカの戦いで中国が危ない"だとか"景気と市場の未来"だとか全く私には縁遠い見出しの記事だった。故に疑問を感じ、こんな事をしている暇はないと思った。よくよく考えてみると特に興味があってのめりこむわけでも無く、何か・・・何か勉強しなければという焦りだけで活字を目で追っていただけだった。
そんな首を痛くしながら無理して空を見つめていた私にはこんな語源の言葉がピッタリだと思った。

  1. 中国から日本にもたらされた「論語」「大学」「中庸」「孟子」を四書、「易経」「書経」「詩経」「礼記」「春秋」を五経と言い、合わせて「四書五経」と呼ぶ。これらは基本的な教養書で、当時の教養人は、常にこれらの内容を引用して、その記述に従おうとしていた。その内容を知らない庶民も「四書五経」という言葉くらいは誰でも知っていて、教養が無いのにこの引用を持ち出しては屁理屈ばかり言って何もしようとしなかった。
  2. 一六勝負というサイコロ賭博で、丁(四)か半(五)かを決めかねて迷っている様子に対して、それを嘲っている言葉。

【四の五の言うな】、やるべき事をしっかりやれ!と。


私に今必要なのは、自分の過去の行動や考えの悪い所を突き詰める事であり、それに伴った価値観の修正を行い、確認作業として借金返済作業を進める事なはずだ。世界を動かすわけでもないのに世界の動きを知る必要も(これはこれで大切な事だとは思うが)、景気もくそもない私の懐(ふところ)具合に世間の懐具合を心配する必要も無いのだ。
これは時代の流れに反する事なのかもしれないが、時代の流れを知る前に自分自身の"物差し"を持たずして「流されない」なんてのは"四の五の言っている"のと同じなのだという考えだ。
自分の正確な"物差し"さえものにしてしまえば、どんなに時代の流れが速かろうがその時代の本質を見抜き、自分らしく対応できるはずなんだ。




今日はこのような事に気付けただけでも「良い休みだった」と言えそうだ。この記事も集中して書いただけあっていつもの半分程度である90分で書き終わることができそうだ。残りの時間はまた借金返済作業に有効活用しようと思う。
一分一秒の積み重ねが時間となり、時代となって流れていく。その一分一秒に価値を見出せないで時代の流れを語るなんて私には100年早い。
この記事を読んで共感できた方は、コメント欄にて私を一喝していただきたい。
『四の五の言わずにしっかりやれ!』と。


只今の借金5868000円 総返済額132000円 
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