エコ≒自分制御

ガソリン代節約の為の自転車通勤、水道代金節約の為の節水、電気代金節約の為の節電、お小遣い減少による買い物袋の使用減・・・私の借金返済生活はお金との関わり方を考え直す傍らでこのように変わってきた。
全てがお金の節約を意識する上での変化なのだが、最初はこれを『苦しい』・『面倒』としか思えなかった。消費者金融という表向きの"打ち出の小槌"を持っていた過去は、これでもかと言わんばかりに自分の欲求に素直に行動していたので、『我慢』という言葉からは離れて暮らしていたからだ。好きなことには熱心に、自分の利と思えないことには消極的・・・もう、自分を中心に世界があり、社会における一個人としての私は最低だったと振り返る事ができる。
そんな"偽"富裕層的生活から一転しての節約生活を4ヶ月以上続けられてきた秘訣は、私の人生におけるテーマである『前向き』な気持ちにある。
以前このブログでも書いたのだが、私は"エコ"に興味を持ちナショナルのHPにあるエコアイディアコーナーのプレゼント企画に応募した事がある。「野ばら(シューベルト作曲)」という曲に、エコに関係した詞をつけるコンテストだ。他の人の作品を見たり、自分の作品がランキング何位かをチェックしたり・・・それは"エコ"に対する意識の向上と共に日々の楽しみへとなっていた。残念ながら結果は奮わなかったが、冒頭に書いたような節約生活を『苦しい』・『面倒』・『我慢』というものから『遊び』・『楽しみ』なものへと変えることができた。
借金生活の中で"エコ"から得る事は大きい。苦しい節約を「環境問題に貢献しているんだ」と考えると、それは"自分への制裁"という圧迫感からの脱出となり、その意味の大きさは私の自信へと変わる。そうなってくると視野は自然と大きい広いものへと変わり、自発的に状況を知りたくなる。そして、節約生活は強制から習慣へと変わっていくのだ。ポイントは"自発"にあり、何でもそうだが周りから強要されるのと自分から楽しんでやるのとでは意欲と結果が全く違ってくる。社会的にも認められ、私の借金返済にも貢献するとなれば良いとこ尽くめ・・・『前向き』という一つの意思で社会的貢献と自分への貢献の二つを得る事となる。まさに一石二鳥というわけだ。

"エコロジー"とは、生態系の共存・自然保護運動と説明されるが、要は自分の欲求を少し控えめにする事で周囲とのバランスをとる事なのだと思う。TVや雑誌で頻繁に"エコ"が推されているのは、過去の私をはじめ、世の中の一個人が権利を主張しすぎる事でバランスが崩れている事が背景としてあるからだと考える。日本で考えれば、お金さえあれば何でもできるという『お金直結偏差値万能社会』が問題なのであり、そこから生じる格差が偏りのあるバランスを形成しているのだ。



私は現在、格差の底辺であっても『前向き』にいられるから、周囲とのバランスを偏ったものから均衡を保つ所まで持ち直している。そのバランスの均衡を促すものは社会的に言えば"エコ"であり、自身の世界で言えば"自分制御"なのだと思う。

只今の借金5868000円 総返済額132000円 
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