自分革命〜失われた"徳"〜

今日、何気なく気付いた事・・・借金返済生活を始めて約4ヶ月ほどは何となくパチンコ店が目に入り、様子見とリハビリを兼ねてぶらっと入ったりしていた私だが、最近では出勤途中に5店舗あるにもかかわらず全く気に留めなくっなっていた。「そういえば最近目にも入らなかったなぁ」とふと考えた事だが、これは「私の意識が改善されている事を意味しているのかな」と嬉しく思うとともに、借金を重ねていた過去からの変わりように少し驚いてしまった。
ギャンブル依存の場合、周りからのバッシングや一時の気持ちの昂ぶりでギャンブルに対する自分を抑制する事は可能なのだが、依存症状がひどい場合は2〜3ヶ月のうちに軽い気持ちで手を出し、そこから再度慢性化するというのが一つの説でもある。これは飽くまで平均的な例であり、長い人では潜伏期間は1年続く事もあるという。まぁ取りあえず自分が平均である2〜3ヶ月を乗り切れた時は一つの区切りとして嬉しかったが、パチンコに関して全くと言っていいほどに興味を無くする事ができるとは思ってもいなかったので、今日ふと思った「そういえば・・・」は、自分の事ではあるが信じられない出来事だと思ってしまったのだった。
正直、本当にパチンコに対する興味が全く無くなったのかどうかは証明できる術はなく、競馬に対しては未練は無いものの遠くから眺めていて今も楽しさを感じる。ギャンブル依存潜伏期間も自分の事だが本当にクリアしたかどうかは全くわからず、まだまだ安心できないのだが、こうやって時には自分自身の【革命】が進んでいる事を喜ぶのも大切な自分制御方法の一つなのかなと思う。


ギャンブルやお金儲けに狂っていた私がこうして自分制御ブログを通して前進を続け、ギャンブルから少しずつ離れる事ができ、"環境問題"・"政治"・"エコ"・"節約"などと似合わない言葉を発している。あらたまって考えると、自分でも少し気持ち悪くさえ感じてしまう変わりようだが、これははっきりとした目標を立てた事が大きいのかなと思う。そして、少しでも良くしようという曖昧な【改革】ではなく、借金野郎からガラッと180度方向を変える・生まれ変わるという【革命】だったからこそ、今の順調な私があるのかもしれない。

【改革】とは、従来の制度などを改めてよりよいものにすること。
【革命】とは、体制を根本的に変革すること。

"欲"を"意欲"に変え、借金で築いてきた架空の"パラダイス"から現実的なこれからを見た"パラダイム"へのシフト、それが"改革"ではなく"革命"として私を根本的にチェンジしていったのではないかと思う。
もしも私が【改革】としてそれまでの自分に色を上塗りしていくだけなら、それは情報を頼りにただただ時代に合ったカラーを目指していく上辺だけの変化だけだったと思う。根本的なものは何も変わらず、それこそ病根は潜伏している事になったはずだ。【革命】とは、人間であれば根本的な"思想"の部分から始まるものなのだと思う。



革命とは、孟子の頃に起きた中国の政治思想である"易姓革命"からの言葉。易姓革命では"徳"という思想が基礎となっているが、これは現代で言えば"道徳"や"魅力"という言葉で表す事ができる。この"徳"が既存の王朝(国の支配者)から失われたとき、革命が起きるという考えが"易姓革命"だ。
私は自分の中に"徳"が失われたので、【革命】が必要になったというわけだ。これからは"徳"を失う事の無いよう心掛け、革命ではなく改革を続けていけるように、根本的な軸を持って精進していこうと思う。

只今の借金5858000円 総返済額142000円 
゚・*:.。. .。.:*・゜ご訪問に感謝いたします。゚・*:.。. .。.:*・゜
↓ランキングのご協力、よろしければクリックお願いいたします。↓
にほんブログ村 その他生活ブログへ  人気ブログランキングへ