武士は食わねど高楊枝

今の私のお小遣いは3万円なのだが、そのうち2万5千円が返済に当てられるので実質5千円が自由に使える金額になる。この時期は忘年会や帰郷してくる友人との飲み会などで毎年数万円が必要となるのだが、去年までは消費者金融という打ち出の小槌があったので心配はしなかった。今年は妻に頼み込んで火の車である家計から捻出してもらうしかなさそうだ。

借金返済生活も今日で5ヶ月を迎え、毎月10日恒例の"振り返り"の日となるのだが、今日は振り返ると言っても同じ事を書いてしまいそうなのでこれからの抱負を書いてみようと思う。
5ヶ月が経ち、月5千円というお小遣いの中で質素な生活がだんだんと当たり前となってきた。そんな私がこれから気をつけなければならない事・・・それは『"ケチ"と"節約"を取り違えないよう気を付ける』だ。そして、借金によって弱くなった立場・気持ちをそのまま表に出すのではなく、主張する事は主張し、歳相応男らしく堂々と振舞う自分らしさを持つ"武士"のような人間でありたいと思っている。
具体的には、借金により生活が苦しいからと言って、穴の開いた靴下を履き続けるような真似はしたくないし、飲み会のような付き合いをお金が無いからと断る真似もしたくないという事だ。周りから見たら"やせ我慢"と笑われるかもしれないが、私にしてみれば「生活苦しいです」オーラを発しているほうがよっぽど恥かしい。
昔の武士はたとえ生活が苦しく腹を十分に満たす事ができなくても、楊枝を使って満腹を装ったという話だ。これは客観的に見れば"やせ我慢"なのかもしれないが、主観的に見ると確固不抜な気位の高い自分らしさの尊重となる。武士の時代には家柄を重んじる風潮もあったことから、家族や親戚に対する面目もあったのかもしれない。
何事も節約だと言って出し惜しみするのではなく、必要な時には男らしく、不利を考えずに行動できる人間になりたいものだ。"筋を通せば角が立つ"という言葉があるようにどこかにシワ寄せが行くとは思われ、それが私自身で止まるならいいが妻にいく事も多いかもしれない。妻には苦労をかける事になるが、その"シワ寄せ"が後に"幸せ"と思えるよう今まで以上に頑張る事を約束し、ぜひ協力してもらいたいものだ。

只今の借金5858000円 総返済額142000円 
゚・*:.。. .。.:*・゜ご訪問に感謝いたします。゚・*:.。. .。.:*・゜
↓ランキングのご協力、よろしければクリックお願いいたします。↓
にほんブログ村 その他生活ブログへ  人気ブログランキングへ