橋下弁護士に学ぶ

最近、光市主婦殺人事件関係のTVでの発言により、橋下弁護士VS弁護団の争いが過熱している。この事件の差し戻し審で「1審・2審は何だったのか?」と思わせる被告人弁護団の主張の変化に橋下弁護士は刑事裁判のあり方に不満を持ち、弁護団懲戒請求をTVで促したというのが始まりだった。
その懲戒請求発言に乗じた視聴者から約4000通の懲戒請求弁護士会へ届き、それが弁護士会側からすれば業務に支障をきたしたという事で橋下弁護士を起訴した…これが弁護士VS弁護士の経緯だ。
この争いに関してどちらが正しいかという私の考えを言わせてもらえば、私は"橋下派"だ。
私は実際に裁判を傍聴したことは無いのだが、TVでニュースを見る限り、今の弁護士が弁護しているのは事件に関わった当人ではなく、自分自身ではないのかという考えを持ってしまう。「凄腕弁護士」の肩書きは、"いかに不利な加害者の刑を軽減させるか"という能力が尊重されるようになり、事件の真実味や被害者を無視した"机上の空論"論争が今の裁判の中身なのではないだろうか。自らの出世の場として、自らの力を誇示する場として裁判を利用し、被告人や被害者をも利用している印象を受けてしまう。
本来は被害者に焦点を合わせた審議をした上で加害者の有罪無罪を決めるのが裁判であり、その後で被害者は国により正当な報復権を得て、刑を請求するというのが裁判の姿ではないのだろうか。よって、橋下弁護士はこの事件の裁判、加害者弁護団に意義を申し立てたのだと思う。


この弁護士同士の争いに感じるのは、"今の時代にあるモラル・正当性"の取り違いを利用した、汚い弁護士の保身に他ならないのでは?という事。どう考えても殺人を犯した加害者が相当の罪を償わなければいけないという見方が"モラル・正当性"であるべきなのに、今では加害者の不利による将来を懸念する考え、すなわち間違った"弱者救済"が"モラル・正当性"として多くの国民に浸透している背景がある。その背景を逆手に取った加害者への行き過ぎた弁護の慢性化、どん底であるべき加害者の刑の軽減となり、それが弁護士の力と勘違いされ、その弁護士は世間から名誉を得るという方程式となっているように思える。
これでは本当は弱者であるべき被害者やその遺族が、国家も圧力をかけられないほどの力を持つ『弁護士自治』によってないがしろにされる流れが組まれて当然。そこに噛み付いた橋下弁護士は、弁護士にあるべき姿である被害者という本当の"弱者"の救済を促しただけであり、裁判のあるべき姿を主張しただけなので理にかなっている。ゆえに、私は"橋下派"というわけだ。
またこの起訴の件は、『国家からの力を受けない自治を持つ弁護士にとってただ一つ脅威なのが、一般市民からの懲戒請求である』という隠れた所、それをTVで表面化させた橋下弁護士への圧力ではないかと思えてくる。その圧力は"業務への支障"というつまらない賠償請求に終わらず、一般市民340人による橋下弁護士への懲戒請求という報復まで進展した。実際に弁護士会が裏で一般市民を操っているという証拠も何も無いのだが、その懲戒請求の理由がTV発言に関する"弁護士法による品位を失うべき非行"という苦しいものから、裏に潜む力を感じざるを得ない。橋下弁護士自身も、
「特定の弁護士が主導して府知事選への出馬を表明した時期に懲戒請求したのなら、私の政治活動に対する重大な挑戦であり、刑事弁護人の正義のみを絶対視する狂信的な行為」
と発言している事から、この見方は間違っていないように思える。
政治家でも大手企業の幹部でもそうだが、権力の濫用と言える自己保身が生きる前提となり、それを堂々と行なえる方法を考える事に"切れる頭"を使うという汚い人間が目立つ。幸い、今の世の中にはそれを厳しく取り正すメディアと、"世の為・人の為"という本質を知る一般人によって続々と明らかになっているが、これらの正しい力は"政治家自治"や"弁護士自治"のような強大な力に抑えられいるケースが多いのではないかと思う。
弁護士会の中では一匹狼となってしまった感のある橋下弁護士だが、強大な力に"モラル・正当性"の本質を武器に勇気ある行動を取った事は私も見習いたい所。どんなに強大な力にでも、"根底にある本質がしっかりしていれば負けない"という実例を、ぜひ私達に見せて欲しい。
万が一、橋下弁護士が今後弁護士会や心無い一般人によって押しつぶされるような事があるならば、それが今の日本の姿と正面で受け止め、それを変えるべく圧力に対する応力によって、私たち自身が国を押し上げていかなければならないのだと思う。


私の今の極貧借金生活は、お金への欲望という強大な圧力に我を失ったのが発端だ。何事も本質を考えなければそれは偏った考えとして大きな力のほうへと流されてしまい、圧力に押しつぶされるならまだいいが、圧力をかける側へとなってしまいがちだ。
自分がもしも大きな力に乗じていると感じた時には、自らを客観的に見つめ直し、その正当性を大きな視点で判断する事が大切なのだと思う。私は借金を重ねている段階でそれができなかった為に、"普通の生活"に対する懲戒請求が社会から発せられてしまった。
『表向きの中身の無い空虚な正当性はいずれ身を滅ぼす事となる』・・・これは最近多い各方面の汚職や、私で言えば借金で実証されている事。そして、本当の"正当性・モラル"が打ち出されてきている今、それは現在小さな力ではあるが、大きい圧力に負ける事無く持ち続けることによって、応力となり、いずれは引っ張る力となったいくのだと考えたい。


私にとっての大きな大きな圧力である欲求・・・これを自身の中で小さく思えるようになった時、私の自分制御力は自らを楽しい人生へと引っ張り上げる大きな力となるのだと考える。

がんばれ!橋下弁護士

本日の返済額14000円(銀行ローン) 只今の借金5844000円 総返済額156000円 
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