アルゴリズム借金

私は一年前にあるテレビ番組にはまっていた事がある。NHKで放送される子供向け番組『ピタゴラスイッチ』だ。ピタゴラ装置と言われる単純な連鎖の力で行なわれる一連の動きは"奇妙なもの"好きの私を虜にした。その装置は、連鎖は単純なものの仕組み自体は考え込まれた複雑なもの、そして何より物差しや紙コップ、スプーンなど身近な生活用品で作られたような専門的な知識や実験を感じさせないものなので、複雑さの中にもわかりやすさを持ち、実生活とは違う使い方をする"シュール"さをかもし出していた。
この番組の中の一つのコーナーとして、『アルゴリズム体操アルゴリズム行進』というものがある。私は何より一番このコーナーがお気に入りだった。お笑い芸人の「いつもここから」が出演するその体操(行進)は、アルゴリズムの名の如く全てが単独の動きにもかかわらず一連の動作を為すものとなり、一つの答え(結果)を導き出す為の連続的な過程となるのだ。
今日はこの体操(行進)の名にもなっている「アルゴリズム」を私の借金完済への道として考えてみる。
そもそも「アルゴリズム」とは何か。それは一つの答えを出す為の"方法・過程"全般を意味する言葉となる。
例えば"丸和太郎"という名前の人物を探そうと思い立った時、街に出て一人一人の名前を聞いて回るのもアルゴリズム、電話帳で探すのもアルゴリズム、インターネットでその名を検索するのもアルゴリズムという事になる。そして効率を考えよりよい方法を模索する事が「アルゴリズムの研究」となる。
私の借金完済へのアルゴリズムの研究、それはお金をより多く・早く得ていく事よりも、二度と借金をしないような人格を作る事を尊重するようにしている。"借金を返すアルゴリズムの研究"と言うよりは、"借金を繰り返さない為のアルゴリズム"の研究と言うべきか。それほど私は信用のおけない、そして欲望に対して弱い人間なのだと自覚している。

借金を返す為には借金を増やさない事、その為には世の中を大きく見ることが大切だ。世の中を大きく見て成功している人は無駄な借金をしていない、それが成功への秘訣。
世の中を大きく見るという事は、自分もその輪の中に入って活動すると言う事。世の中を地球規模で考えられる人は環境問題、時事ニュースに敏感に違いない、それが輪に入るという事。
環境問題や世の中のニュースに敏感になれる人は、自分の事をしっかり管理できている人。自分に関心の無い人が周りの出来事に関心を持てるはずが無い。
自分に関心を持てる人は、もちろん自分を制御できているはずだ。関心を持つという事は愛があるという事であり、その傍らで自分の事を大切にしない人はいない。

これが私のアルゴリズムとなる。全てが一つ一つ孤立した考えであるが、『無駄な借金をしない人=立派に自立した人』という答えに繋がっていく。そしてその第一歩と言える『自分制御』こそ、このブログの題名ともなる肝心な所だと思っている。



アルゴリズムとは数学やコンピュータのプログラムにおいて日常的に使われる言葉であるが、そのような言葉を借金完済への道として提唱する『シュール(非日常的)』さが、私の嗜好にあっている。非日常は新しい発見を私にもたらし、どん底にある今の状況さえも楽しく感じさせてくれるのだ。
このように、"自分が前向きに感じられる方法で苦しさを乗り切る工夫する事"が、理想の自分を創りあげるアルゴリズムなのだと思う。

いつもここから」と過去よりも前を向いた生き方が、借金生活から始める成功への"アルゴリズム"なのだ。

只今の借金5844000円 総返済額156000円 
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