頭の良いサンタさんになりたい

今日はクリスマスイブ。いつも苦労かけている妻に何か大きなプレゼントを・・・と思っても先立つものが無くサンタクロースにはなれそうにない。こんな時、自分勝手な自分の為だけの遊びで作った借金のバカらしさをつくづく感じてしまう。少ない小遣いではあるが、せめて来年2月に控える妻の誕生日には何か送ってあげよう。
このように必要な時に必要なものが無いというのは、頭の悪さを露呈しているのと一緒だ。この頭の良い悪いは"勉強ができるできない"とは違い、社会人となって初めてまともに評価される"人格"の事。いくら学歴が高くても社会人として評価されるとも限らず、いくら学歴が低くても人間としてやるべき事をしっかりしていれば、自然と社会人としての評価は高くなり、"頭の良い人"と思えてしまう。
少し前までは"目に見える・アピールしやすい頭の良さ(知識)"というものが社会で評価される傾向があったが、今では"目に見えない・内に潜む頭の良さ(意識)"が評価される時代と言える。外面の良さも興味の内だが、その核心は性能にあるという事だ。
最近では車の趣味を語る時も、外面のかっこ良さよりもリッターあたりの走行距離や走りやすさで評価する人が多くなってきた。家庭ゲーム機もビジュアル的な高性能よりも、いかに楽しめるか・取っ付きやすいかという"内容"が重視されそこを尊重しているメーカーが一人勝ち。お金を持ってる男ならかっこ悪くてもいいという女性・・・例えは悪いかもしれないがこれも"中身重視"という時代が求めるニーズであり、このような考えをできる人が"頭の良い人"なのだと思う。


今日仕事から帰宅すると、妻がご飯を作りながらテレビから流れていた「Let it be(ビートルズ)」を口ずさんでいた。私はこの歌のサビである"Let it be"が連呼される所が大好きだ。しかし、聞いていると妻はその箇所を「エニシーング〜エニシ〜ング〜…(Anything)」と間違えて歌い、浸っていた。言い辛かったが妻に聞いてみた所、ずっとそのように思っていたという…。
一見、頭の悪い人間と思ってしまうが、人間的な中身の良さを知っているから何かプレゼントを送りたくなるほどの思いでいられる。人間の評価とはこういうものなのだと思う。


さて、私自身の評価はどういったものになるのだろうか。県内の進学校と言われる高校を卒業し、職場でも親戚にもその学校の名を出しただけで尊敬の眼差しで見られていた時期もあった。そんな眼差しで見てくれた人が、今の私の現状(多重債務)を知っても評価は変わらないだろうか。外面は良いが中身は全然ダメ・・・おそらく私の評価はひっくり返るだろう。
このような"中身が評価の基準"というのは何も今の時代だからという訳ではないだろうが、昔に比べて外面だけで誤魔化す事は難しく、大きなしっぺ返しを喰らう可能性が高いという事。そして、評価する側も中身を見る力が無ければ損をしてしまう世の中へと変わってきた。
私の場合は評価される対象としても、評価する側としても外面ばかりを見てきた人間だったのかもしれない。その結果が借金だった。"中身"とは"本質"と置き換える事ができ、その本質を見れることが本当の"頭の良さ"なのだ。


私は頭が悪くて大きな損をしてきているが、その中での幸運は家族に見放されなかった事・・・私の中身を評価した上で期待してくれていると思い、近い将来は家族のサンタクロースとして、ぜひその期待に応えたいものである。

Merry Christmas!!

只今の借金5844000円 総返済額156000円 
゚・*:.。. .。.:*・゜ご訪問に感謝いたします。゚・*:.。. .。.:*・゜
ランキングのご協力、よろしければクリックお願いいたします。
にほんブログ村 その他生活ブログへ  人気ブログランキングへ